高校卒業後、大手コンビニエンスストアの本社で4年間事務の仕事をしていました。美容にもともと興味があったので、仕事をしながら美容専門学校に半年間通い、今は化粧品の企画会社に勤めています。美容の仕事は人を綺麗にできるというやりがいがあります。仕事終わりにはヨガに行ったり、友達とご飯を食べたり、充実しています。楽しくて、毎日いい意味でゆっくりする時間はありません。

部屋の壁に貼っている「TTP」という紙は、「徹底的にパクる」です。人のいいところ、すごいと思うところを見て、それを真似るんです。ですからいろんな方から教わることがたくさんあります。尊敬できる人の近くに身を置くように心がけています。

将来の夢は「自宅サロンを開く」ことです。人と人、点と点を繋げる仕事です。若い人には夢がないと言われますが、本当は人それぞれが好きなこと、やりたいこと、夢を持っていると思います。でも、手段がないという人が多いんです。そういう人たちを繋いで、皆さんが思っていることが実現できる手伝いがしたい。本当の意味での「サロン」をつくりたいんです。美容学校を紹介してくれた人や成功している人、そういう方々に出会えたから今の自分がいるので、そういう出会いを増やしていきたいです。現在も少しずつ活動していて、この前のハロウィンではお菓子作り教室を開催しました。有名なお菓子屋のパティシエをしていた方が、自分の本当の作りたいお菓子ができないと仕事を辞めてしまったので、そこにお菓子を作りたいという方を紹介しました。調理室を借りてお菓子作りの教室を企画し、とても喜んでいただきました。これからもいろんなマッチングを広げていきたいと思っています。

また、自宅サロンにこだわっているのには理由があります。私の弟は元ボクサーで、以前、試合中に大きなダメージを受けてしまいました。現在も後遺症が残り、実家で母と暮らしています。今は母に任せっきりなので、将来は私が自宅サロンを開き、自分の家族を支えられる自立した女性になりたいと思っています。

20歳から一人暮らしをしています。以前は埼玉で、ここよりも広いマンションに住んでいましたが、お隣の音が気になるし、通勤時間も勿体無いと感じていました。更新のタイミングで都内に引っ越そうと決め、いつもお世話になっている社長さんや知り合いの方に荻窪を勧められ、探し始めました。部屋の条件は、新築で綺麗で白いお部屋、ロフト付きの物件ということです。自宅サロンをイメージしたくて、プライベートと仕事の空間を分けたかったんです。

今は理想通りの部屋にできていると思います。割と気に入っていて、一人でいたいときや落ち着きたいときは、部屋にいます。静かになりたいときは、この部屋の空間が最適です。白を基調にしているので、落ち着きますし、圧迫感がありません。ロフトでは寝たり、本を読んだりして、下にはドレッサーを置いて作業スペースにしています。ドレッサーは鏡と机とライトを買って、自分でDIYしたものです。友達に頼まれたら、ここでメイクやヘアアレンジをしたりもしています。

洋服や物に興味はありますが、今はしたいことがあるので我慢しています。自分が頑張ったご褒美にたまに買いますが、基本的に1着買ったら1着捨てています。時々、大きな荷物を抱えて実家に置いてある服と入れ替え、この部屋のスペースを考えて、最低限の物や服を置くようにしています。

浴槽やキッチンスペースは使わないので必要ないかなと思っていたのですが、ないからこそ欲しいと思ってしまう時がありますね。

この部屋は5点満点中5点です。荻窪の新築のもっと広い部屋に住みたいと思ってもこの家賃では無理です。