room18

  • A.M.さん
  • 22歳
  • 独身男性
  • You Tuber
  • 戸越駅から徒歩6分、大崎駅から徒歩11分
2018年9月17日インタビュー実施

父が日本人で、母がマレーシア人です。
父と母の仕事の関係でこれまでいくつかの国で暮らしました。
マレーシアで生まれて、マレーシア、日本、イギリスを行き来しつつ、中学、高校は日本の普通の高校に通いましたが、自分のアイデンティティは日本人でありマレーシア人でもあると思います。どちらも捨てたくはありません。

言葉は日本語、英語は読み書き不自由なく、マレー語は聞く分にはわかります。
ただ、自分を表現するのに一番楽なのは英語です。英語を話す友人が多かったからだと思います。
高校を卒業して、海外の大学に行くための専門学校を出て、動画編集を学びたくてアメリカの大学に入学しましたが、カリキュラムが自分が望んでいたものと違っていたので半年で日本に帰ってきました。

ユーチューバーになって1年で、最初にアップした時と比べれば格段に質は上がっていますが、まだまだです。編集は他のユーチューバーの投稿を見て参考にしています。自分で撮影して、この部屋で2台のPCを使って編集します。
Vlogと呼ばれていますが、ビデオでブログを作るという感覚です。
今のところはユーチューバーでは食べて行けないので、モデル事務所に所属し、モデルの仕事もやっています。ただ、この仕事はユーチューバーとして自分を売るためにやっていることで、モデルとして成功しようとは考えていません。
ユーチューバーで食べていけるようになったら、世界を回りながら動画を作りたいですね。
どこかに行くというより、やはり回っているという感じです。
Vlogはすべて英語で話しています。

日本にいるとどうしても同調圧力を感じます。
人と同じことをしたくない、違うことがしたいという思いが強くて、日本で就職して、ずっとここしかないという生き方はしたくありません。
両親とは仲はいいのですが、心配されたり反対されたりしています。
そのために早く大人になりたい、負担をかけたくないと、アパートを借りました。
自分ですべて責任を持って自立したいんです。

土日に動画の撮影、編集をやって、平日は配送会社でアルバイトをしています。
生活していく分には充分なお金は稼げます。

このアパートはネットで探して、すぐに埋まってしまいそうだったので部屋の写真だけ見て契約しました。
最初はメチャ狭いと感じましたが、綺麗で新築に近い感覚でした。
必要なものを置いて、整頓していくとだんだん上手く収まってきて、落ち着ける場所になりました。
あまり広いと逆に落ち着かないような気がします。

洗濯機は置いていません。
洗濯機のスペースにはテレビがあります。
自炊は毎日です。
キッチンのクッキングヒーターの他にもう一台IHヒーターを買いました。夜遅くなることが多いのですが、何かしら作って食べています。料理名は特にありませんが、色々混ぜて作ります。結構おいしくできます。
調理に必要な包丁も一揃えありますし、調理用の台が机の下から簡単に取り出せるような工夫もしています。

ロフトで寝ていますが、衣類は壁に丸めて整理できるようにしていて、自由に出し入れできます。

この部屋は5点満点で3点です。
友達を呼ぶと狭いのと、階段の音が気になるのが減点2点です。
神経質な方じゃないので、他に不満はありません。
契約が2年ですから、それまでに他に移ることはないと思います。

ユーチューバー以外に別の生き方もあるのかもしれませんが、選択肢を作ってしまうと逃げ道になってしまうのでそれは考えません。

*A.M.さんが、ご自身の部屋を紹介している動画はYou Tube 「My Small Tokyo Apartment 67」で検索するとご覧いただけます。