room11

  • N.K.さん
  • 23歳
  • 独身女性
  • 会社員
  • 高円寺駅から徒歩10分、中野駅から徒歩15分
2018年5月10日インタビュー実施

実家は富山で、東京へは大学卒業と同時に出てきて、就職しました。
大学は金沢だったのですが、向こうは車が普通なので実家から自分で運転して通っていました。富山はいいところなので頻繁に帰ります。今年のゴールデンウィークは前半と後半に2回も帰りました。年に7回くらいですかね。夜行バスだと3000円くらいしか掛からないんです。7〜8時間かかりますが、それでも地元は友達も多いし、地元のお祭りが大好きで楽しくて。

就職先を東京に選んだのは、若いうちに1回は都会で生活するのがいいかなと思ったからです。最初はある程度いて、30歳くらいになったら帰るか、くらいのつもりだったのですが、今はどうでしょう。まだよくわかりません。

高田馬場にあるアパレルや雑貨を扱う卸の会社に勤めています。
先輩がとてもよくしてくれて仕事は充実しています。営業職ですから辛いこともありますが、楽しいこともたくさんあります。9時から18時で残業は1時間程度で、土日、祝日は休み、休暇もちゃんと取れますから時間的にも余裕を持って生活できます。
飲み会が多い会社で、それも楽しいんですが、基本的には仕事が終わったら即、家に帰ります。家にいるのが好きで、いつもゴロゴロしていて、夕食も作って食べていますし、余り物を翌日のお弁当にしています。
東京の生活は楽しいのは楽しいのですが、このままこの仕事を続けるのがいいんだろうか、と先のことも考えます。なんか東京で生活しようと出てきたのに休みの日も家にいる派で、掃除洗濯をしたりして、部屋で満足、充実しちゃっていて、東京感が薄いんです。東京感を増やしたい、でも部屋が好き。う〜ん。
それでも新宿へ服やカバンや靴を買いに行くことはあります。結構お金は使ってしまいます。会社におしゃれな人が多くて、新しい服や靴には必ず反応が返ってくるんで気が抜けません。買うと増えるんで、夏冬で実家に送って、入れ替えます。

部屋を探した時の条件はオートロック(これは父親の条件でした)、新築、7万円まで、です。場所は古着屋が多くて、会社まで電車で一本の高円寺に決め、新宿の不動産屋さんで探したら2つ目か3つ目でこのアパートが出てきました。それで、「ここでよくない?」と決めましたが、初めて入ったときは「狭い」と衝撃を受けました。
でもやめとけばよかったとは思わなくて、一人だからいいや、とすぐに納得し、シャワーとトイレが別なのも気に入りました。特にシャワー室の床がすごいんです。シャワーを浴びても、20分くらいで乾いているんで感動します。父親が収納上手でいろいろ教えてくれました。カラーボックスも父が買ってくれてキレイに整理できていると思います。

部屋が気に入っているのは狭いからということもあります。
狭いと淋しくないんです。広いと淋しくなるし、怖くなると思います。オバケ的なものがすごく怖いので物音に弱いんですが、狭いとどこに何があるかわかっているので、平気です。虫も怖いですね。虫もゴキブリも出ないんですが、ゴキブリが出たら絶対にすぐに潰します。一緒に生活するくらいなら潰してしまうほうがいいじゃないですか。でも潰した後どうすればいいのかわかりません。

5点満点で4.2点です。
減点は玄関の靴入れの数が足らないのと、シンクの下のもともと小さな冷蔵庫を置く所に扉がないことです。冷蔵庫を大きなものにしたんで、細々したものを入れているんですが、見えないようにできたらいいなと。

友達が4人来たことがあるんですが、ふたりは全然問題なく住めると言っていました。ふたりは狭いという感想でした。それぞれですね。

更新するときは悩むと思います。
ここは住み慣れて使い勝手がいいし、基本面倒くさがりなので行動範囲が狭くてすむのも気に入っています。高円寺も好きですし、コロコロ大活躍で掃除もすごく簡単に終わり、とても楽です。この白で統一された部屋だから汚しちゃダメと努力してちゃんとできているのかもしれません。
でも、東京にいるんだから別の場所にも住んでみたいと思ってしまうんです。例えば東横線沿線とか。
本当にここが嫌じゃないんで、更新の時はとても悩むはずです。