room16

  • R.I.さん
  • 23歳
  • 独身男性
  • 池尻大橋駅から徒歩12分、三軒茶屋駅から徒歩15分
2018年11月25日インタビュー実施

夜は道玄坂にある会員制のバーで、昼は原宿のカフェで働いています。
スカウトがきっかけで、モデルの仕事もしています。
高校を卒業して、専門学校に入りましたが、同時にアパレルの仕事も始めていました。僕の場合、一つのことに専念すると飽きて仕事に打ち込めなくなるのですが、複数の仕事を持っていると逆に真剣に取り組めます。

28歳までに自分の店を持つつもりです。
海外から自分がいいと思ったものを買い付けて販売する、飲食店併設のアパレルショップを考えています。
ただ、本物のバリスタになるには8年、バーテンダーになるには5年かかると言われているので、接客の大人のマナーっていうんですか、しぐさも含めて勉強しています。教えてはくれないんで、盗むということですね。最近は盗まれたりもしていますが。
規模の大きなものにしたいとは全然思っていなくて、一等地じゃない所に店を開き、毎日自分が店に立ってゆっくりやれたらいいんです。
裏方に回り、金儲けの計算をすることは考えられません。
同じ志と感覚を持つ友人もいて、資金を出してくれる方も目処が立っているので、楽しみです。

お金ってある程度以上持ちすぎると、人が変わってしまう気がします。
淀むというか、にごってしまうような。
パーっと金があるみたいに振舞われると、そういうんじゃないんだけど、カッコいい人だったのに、ってがっかりします。
個人のお金ですからどう使ってもいいんですが、自分は別のことに使いますね。

以前は千葉を拠点にモデルの仕事をしていました。
朝5時には起きて、夜11時くらいまで働き、一日に400アイテムくらい撮影していたので、顔が作れなくなくなるほどでした。
今年の7月に別の事務所に移り、今はお声がけいただいた時に仕事をさせてもらっています。
ただ、モデルで将来を考えるということはありません。

ここの前は東西線の行徳駅にある8.5畳くらいの部屋に住んでいました。終電が早く、朝の通勤ラッシュ時に帰宅する生活だったので、引っ越すことにしました。
部屋探しの条件は「敷金礼金0」と「渋谷から近いこと」の2つだけです。三茶にも下北沢にも中目黒にも歩いていける一等地の新築で、この家賃はとても安いです。図面もきちんと見ずに、風呂トイレ別で最高だな、くらいの気持ちで契約しました。

はじめて部屋を見た時は狭いと感じましたが、こういう風に使おう、とすぐにイメージができました。天井が高いのでいけると思いました。イメージ通りに空間を活かせています。今ではこの狭さが落ち着きます。昔からトイレに引きこもって雑誌を読むことが好きで、密封された空間は集中できます。
掃除も掃除機で1分で終わります。楽です。

ブランド物は何もありませんが、好きな古着が多いので、ロフトは物を置くところ、雑誌を読むゆっくりするところにしてます。
でも、下に置いたソファベッドで過ごすことが多いです。

電化製品も入れましたが、冷蔵庫以外は使っていません。冷蔵庫の中もお酒とコーヒーくらいです。職場のカフェでご飯も出るので、家ではほとんど食事をしません。

この部屋は5点満点で3.7 点です。
トイレが狭いことと、上の階の人のハシゴをかける音がかなりファンキーなこと、あとは、ベランダがなく、洗濯物が干せないことが減点の理由です。

これからも自分が楽しいと思うことをやり続けたいです。
父親から「サラリーマンになるなら死ね」と言われ続けてきたことが影響しているのかもしれません。
父親はサラリーマンなんですが。